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耳に痛い

G大学での講義の後、新宿で中学時代の同級生のMくんと会う。中学卒業以来、年賀状のやり取りもなく、まったくの音信不通だったのに、先日「ネットで見ました」と突然連絡があって、今日のご対面に。いやあ、こういうこともあるんだなあ。しかもM&Aに関わる仕事をしているということで、いろいろと相談をしたりされたり。会社法やっててよかったー、という感想は、この場合適切だろうか?

ところで、Mくんに言われて耳が痛かったのは、「大学の法学部の学生に、じゃあこの問題はどうなんだと聞いても、大学ではサークルやってましたとか言われて結局使い物にならない」という趣旨のこと。確かに、大して勉強しなくても単位を与え、卒業させてしまっているような状況があるわけで(同僚の中でもひどいと思うような人はいるし、自分もかなり甘いかもしれない)、本当はもっとキリキリ締めないといけないのかもしれない。しかし、自分のゼミだけならともかく、全員に目が届くようにするには時間も人手も足りない。何かしら、手を打たないといけないんだけど…。

勤務校に戻った後、学長選挙の立会演説会(正式名称は「候補者・推薦人の話を聞く会」)。今回、候補者は3人なのだが、違いがあるようなないような…。強いて言えばリーダーシップの取り方の違いがありそうだけど、最後のコメントでみんな「私はグイグイ引っ張るタイプではありません」という趣旨の話が。確かに、勤務校ではそういう人のほうが受けるんだけど、でも今の状況からみると多少強引にでもグイグイ引っ張るタイプの人が必要なのではないか、と思わなくもない。投票日まで、だれに投票するか悩む日が続きそう。

講義の準備をした後、21時に下校。ところが、駅から自宅までのバスが時間どおりに来ない…。結局、定時より13分遅れ。途中で道路工事があったわけでもなし、どうしてこんなに遅れたのやら…。雨なのに、ついてない。

【今日のごはん】
朝:ごはん、味噌汁、納豆
昼:Mくんにいただいた「なだ万」のお弁当
夜:なし
Mくんが気を利かせてくれて、「なだ万」のお弁当をくれたので、勤務校に帰ってから遅い昼食。いやあ、おいしかったです。Mくん、ごちそうさまでした。

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ペコペコ

先週は冬学期の授業が再開された週でもあったわけですが、出版企画に関する会議も2つあり、しかもその会議に出すべき原稿を全然書くことができずにペコペコと謝ってきた週でもあります。そりゃそうですよ、脳みそがバターでできているのではないかと思うくらいに暑さに弱いのに、原稿たくさん書けというのは難題ですよ…。博士論文を提出した2003年は記録的な冷夏で、もしあの夏が普通に暑かったら絶対に博士論文は提出できず、したがって現在の僕はここにいないと思われるわけです。涼しくなってきて、少しはペースを上げられるでしょうか…。

しかし、あさっての授業のレジュメもまだ出来上がっておらず、早くも一輪車操業に…。そもそも法学部以外で取引法を教えるのは初めてなのですが、民法を勉強していない人にどうやって商法を教えたらいいんでしょう?いや、そもそもどこまで教えるべきなんでしょう?そういうことを考えると、悩みまくる日々なのです。その結果、またまた原稿が遅れてしまうわけです、困った…。

ところで、昨日の出版企画会議の後でみんなで少し飲んで帰ってきたわけですが、昔に比べると、その場では結構飲めるようになった(それでも中ジョッキ3杯くらいですが)かわり、翌日が使い物にならなくなりました。これは非常に困った傾向です。ただでさえ効率の悪い頭なのに、使用時間が短くなってしまうと仕事にならないわけで、ということはこれから不義理をすることが多くなるかもしれないので、僕と交友関係のある方はその点をご容赦くださいますように。

【今日のごはん】
朝:寝坊したので抜き
昼:ごはん、味噌汁、大根の煮付け、さんまの刺身、赤こんにゃく
夜:ごはん、味噌汁、キャベツの茴香炒め、赤こんにゃく、納豆

赤こんにゃくは、R大のN先生から昨年の合宿でいただいたものをいまさら開封。しかし味は全然落ちておらず、おいしく食べてます。明日が健康診断でなければ、ぬる燗で一杯やるところなのですが・・・。

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後半戦キックオフ

今日の非常勤の授業が後期のキックオフになりました。1か月ぶりに授業をすると、疲れること疲れること…。前は大教室の授業で地声で90分しゃべってもあまり困難を感じなかったのですが、昨日は(初回なので)途中で切り上げたにもかかわらずそこはかとない疲労が。歳月は人を待たないのね…。

夕方、ゼミ長2人をお招きして高幡で後期のゼミ進行の打ち合わせ。随所に「ここには書けない話」が入るのは、もはやうちのゼミの標準装備となってしまったのだろうか…。

【今日のごはん】
朝:ごはん、味噌汁(なす)、納豆
昼:豚肉のソテーバルサミコ風味、サラダ、パン、デザート(目白:リストランテ・シャーク)
夜:串焼きいろいろ(高幡:せきや)

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大人気、というか・・・

このところ夏バテのせいか微熱続きで、ほとんど何もできずに寝ているような状態でした。が、今日はロースクール入試(面接)のお手伝いということで、なんとか頑張っていってきました。

ロースクールの面接は教員が2人一組で受験生1人と対話する方式で、僕はおなじ商法のN先生とご一緒させていただきました。入試の中での面接の位置づけや採点方法などはここに書くことはできませんが、面接の結果次第では落ちることもあるので、試験官の仕事は責任重大。あるいは受験生以上に緊張していたかもしれません。それにしても、N先生の切れ者ぶりが存分に発揮された面接でした。受験生の方にとってはつらかったかもしれませんが…。

で、休憩時間の控室では、当然のようにネットチェックが(笑)。やはりネットチェックをなさっている先生は多いらしく、いろいろと参考になさっているようです(何に、かは謎)。
「いやあ、ロースクールのほうは書き込みがいろいろたくさんあって大変ですよねえ」という話をしていたら、憲法のS先生に、「でもくぼ先生も通信教育部生のブログで大人気じゃないですか」といわれて一瞬キョトン。S先生、そんなところまでチェックなさってるんですか???
で、つづけてS先生に「うちのゼミ生がお世話になりまして」といわれてさらにキョトン。数瞬後にやっと「ああ、Tさん(仮名)のことか」と合点がいきました。いやいや、大人気というか、たんに遊ばれて(弄ばれて?)いるだけという気もするのですが・・・。しかもあとから(deleted for security reason)

本日のN響アワーはレスピーギのローマ三部作でウハウハ。テレビで聴くと、CDで音量を絞って聞いていたのではわからない色々なニュアンスを聴き取ることができていいのです。「ローマの祭り」でマンドリンが使われていることにも、初めて気付きました。で、このマンドリン奏者、ひげを剃ったらたぶんロースクールのO先生にそっくり。いや、ひょっとしてO先生がつけひげをして出演なさっていたのかも。O先生は音楽家だから・・・

【今日のごはん】
朝;ごはん、味噌汁(鮭の白子)、刻みオクラ
昼:支給のお弁当
夜:支給のお弁当
お弁当が2回支給されて、とてもハッピー。

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合宿道中記(その6・完)

夏休み最後の合宿ということで、1年生ゼミの旅行に伊豆まで行ってきた。

集合は朝の9時に多摩センターに。時間どおりに全員そろい、いざ出発!!と思ったら、のっけからMさんがキャリーバッグを忘れて行きそうになる。大丈夫なんだろうか…。

小田原でお昼を買っていたら電車を一本乗り逃してしまい、おかげで熱海の待合せが34分間というとんでもないことに。伊東線って、こんなに電車が少なかったっけ…。しかし、入ってきた電車が伊豆急のリゾート21(黒船バージョン)だったので、みんないきなりテンションが上がる。展望室(ただし進行方向と逆側)をほぼ占拠し、遠ざかりゆく景色を楽しむ(あれ?)。

宿について一休みののち、海岸へ。この日はまだまだ暑くて、海に入るにはいい天気。しかし水着を忘れてきてしまったので、ズボンの裾をたくしあげて波打ち際でパチャパチャ遊んだだけ。このとき頭に浮かんだのは、「買い物しようと町まで出かけたら…」というサザエさんの主題歌だったりする。

1時間半ほど遊んで宿に戻り、BBQの後に部屋で語らい。そしてウノ大会が始まったのだが、こんなに壮絶なウノを見たのは人生でほとんど初めてであった…。総勢13人でのウノを初め、SさんとMさんの壮絶な一騎打ちなど、見ているほうも手に汗握る熱戦続き。あちこちで因縁の対決が勃発し、毒を吐く人が続出。このとき頭に浮かんだフレーズは、「可愛い振りしてあの子わりとやるもんだね、と」(あみん『待つわ』)。

午前1時に僕が寝た後も学生たちは怖い話などで盛り上がったようで、翌朝は当然の如くみんな眠そう。当初の予定ではこの日もいろいろ遊ぶつもりだったらしいけど、当然のようにほとんどキャンセルして帰京。

4月頭からすると、お互いに毒を吐きあえるようになるほどに親しくなったというのはいいことなのだろう。その意味で、大いに収穫のあった旅行であった。欲を言えば、もう少しいろいろと絡んでいければよかったのかもしれない。ただ、何だかんだ言っても学生との年齢ギャップはだんだん開いてきているので、学生にしてみても絡みにくいんだろうなあ、という部分は薄々感じている。だんだんと自分の思っている距離感と学生の思っている距離感にずれが生じているようで、よりよい立ち位置を模索しないといけないのかもしれない。

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憲法と商法の交錯

一昨日のエントリで「手形法は無理」と書いたら、「憲法か刑法は?」ときやがりました…(挨拶)。あのですねえ、学部3年生で取るべき憲法第2部(統治)を6年生まで取らなかったり、刑法第1部(総則)を落としたりしてしまうような人間にですねえ、憲法や刑法の講義をせよとおっしゃるのですか?

もっとも、刑法は完全に勉強不足で落としたのですが、憲法のほうはわざと落としていたので(樋口陽一先生の講義をどうしても聴講したかった)、憲法はどちらかというと好きなほうなんです(刑法は、どちらともいえない)。最近「民法と憲法の交錯」というテーマでいろいろと論文があったりして(たとえば京大の山本敬三先生とか)、それに対して駁論もいろいろあるようですが、憲法のH先生なんかとは「一度、憲法と商法の交錯なんてテーマで話してみたいですねえ」なんて話をしているので、ひょっとしたらそのうち何かやるかもしれません。

もっとも、このテーマだとぱっと思いつくのは「八幡製鉄政治献金事件」ですが、これは交錯なんかしていない(同じ事件で憲法の論点と商法の論点が出てきただけ)ので、はっきりいうと取り上げる価値がありません。いまちょっと考えているのは、『株主民主主義』という何とも理解のしにくいテーゼを憲法につなげて考えることができる(=憲法的価値を何らかの背景として主張することが可能)か。直感的にはネガティブなのだが、少しは面白い議論ができるかもしれません。

さて、このところ頭が働くことを拒否しているので(ぶり返した残暑で脳が溶けた??)、あまり頭を使わない作業
を昨日・今日としていました。しかし、今日にいたって身体も働くことを拒否し始めています。こまったことです。楽しみといえば、食べることだけ。ううん、那須合宿での反省が全然生きていません…。

【今日のごはん】
朝:ごはん、味噌汁(インスタント)、なすと海老の丸煮、ゴーヤーの酢漬け、呉豆腐
昼:ヨーグルト、チーズ
夜:ごはん、味噌汁(ねぎ)、トマト入り麻婆豆腐

ゴーヤーの酢漬けは、1年以上(!)冷蔵庫の中で放置されていたもの。もっとも、密封されていたので、味は落ちていませんでした。やっぱり賞味期限なんて当てになりません。

呉豆腐は、九州の人にはおなじみでしょうが、豆乳を澱粉で固めたもの。高級な作りにしたければ葛粉を使うのですが、僕はお手軽に片栗粉を使います。酢醤油はちょっとあいませんでしたが、きび砂糖をかけて食べたらグーでした。

トマト入り麻婆豆腐は、「きょうの料理」(NHK)のアイデア。酸味が入って、意外とおいしかったです。でもよく考えてみれば、ミートソースの例だってあるくらいにトマトとひき肉は出合いものなのですから、麻婆味にするのもアリですね・・・。

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雑事雑感

某スレッドにて「商法を学ぶ意義がわかりません…」という書き込みを見つけてしまいました。確かに、ほとんど適用を見ないのに学ばされる立場からすれば文句の一つも言いたくなるのでしょうが、契約は任意法規のうえに成り立っているのですから、その元をきちんと理解しておくのもおおいに意義のあることですよ。

某ブログに「手形小切手法のスクーリングに代打で立ってほしい」という趣旨の書き込みを見つけてしまいました。絶対に、やりませんからー!!残念ー!!(そういえば、このギャグの主も、トンと見なくなりましたねえ…)
いや、手形法で11コマ持たせることができるのか、僕には自信がありません。手形理論もよく分かりませんし、かといって決済システム論に逃げるだけの学識もありません。ということで、保険法をやることがないのと同じ理由で、手形法をやることも多分ありません。

今日の帰りの電車の中で、前に座っていた女の子が「リキヤって名前だからてっきりイカツイ男の子だと思っていたのに」云々という話をしていました。某マンガにいかつい顔をした「リキヤ」という登場人物がいるらしく、その人をイメージしていたら実際のリキヤ君はもっと線の細い人だったらしい。しかし、「リキヤ」といわれると「大星力弥」(from假名手本忠臣蔵)を思い出してしまう僕としては、「リキヤは細いに決まってるじゃん」と思ってしまいました…。あ、安岡力也なんて人もいたなあ。となると、ホタテマンかなあ。

【今日のごはん】
朝:ごはん、味噌汁(インスタント)、レバ野菜炒め
昼:ごはん、豚汁、ハムチーズかつ、白和え(生協2階)
夜:アナゴずし、助六(スーパーで半額!!)

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聖バーソロミューの……

ぶり返してきた残暑に打ちのめされつつも、夏期スクーリングの採点作業がほぼ終了。当初に作ってあった採点基準で採点していたらどうも七割方が不可になるかもしれない状態になってしまい、基準を緩めてしまった。「大虐殺」を恐れてしまったからだが、大学の教員としては本来あるべきことではないのかもしれない。

学生に対して、一方では「単位を取って卒業してほしい」という気持ちがある反面、他方では学士としてふさわしい能力を要求しなければならないわけで、少なくとも法学士として「条文の意味をきちんと読みとって、あてはめることのできる能力」は身につけてほしいわけである。確かに一方的な授業でそのような能力をどこまで教えることができるか、疑問の余地なしとはしないが、その建前を下ろしてしまったら法学教育(少なくとも勤務校の)は漂流してしまうような気がする。

ところで、試験実施日は8月23日だった。聖バーソロミュー(=サン・バルテルミ)の祝日は8月24日。いやあ、本当に大虐殺に近かったんた…

【今日のごはん】
朝:ごはん、味噌汁(インスタントにそばの芽を入れて)、冬瓜とつみれの煮物、なすとエビの丸煮
昼:ごまだれうどん(生協4階)
夜;ごはん、味噌汁、揚げだし豆腐、きんぴら(生協2階)
「なすとエビの丸煮」は、『吉兆味ばなし』(湯木貞一著・暮しの手帖社)に載っていたのが魅力的だったので、安売りのナスを10本買ってきてグツグツと。大阪の吉兆があんなことをやってしまったので吉兆の声望も落ちてしまったのかもしれないが、『吉兆味ばなし』は読んでいて本当に魅力的だし、いろいろ作りたくなってくる本である。今回の丸煮も、とてもおいしい。まだまだたっぷり作ってあるので、明日がまた楽しみ。

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